謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のミルモの感想。
サブタイトル §
世界を救うメロディー
あらすじ §
復活したダアクは、妖精を滅ぼすために、ほころび穴に悪のエネルギーを注ぎ込みます。
かつてダアクを封印したガイア族と妖精達は、穴をふさごうと努力し、力比べになります。しかし、人間の悪の心を吸い取りながらやっているダアクの方が有利でした。
そこで、ガイア族は、ダアクの注意をそらす、という作戦を考えます。国王から連絡を受け、人間界いるミルモ達がダアクに攻撃を行います。
しかし、その作戦はダアクに見破られてしまいます。
攻撃されるミルモ達。
もうやめて、と叫ぶ楓。その楓は、ダアクの攻撃を跳ね返します。やはり楓は危険だと認識するダアク。
ダアクは、人間の心には悪があると主張しますが、妖精達は善の心もあると楓を励まします。
すると、楽器が光り出し、セッション魔法の合図が。設定してないはずの4人のセッション魔法が発動し、折れた沙織のフルートが、金色のフルートに変化します。
沙織がそれを吹くと、人々の心から善の心が光の玉として溢れ、それがダアクを苦しめます。
ダアクはアクミに助けろと命令します。しかし、魔法を使ったアクミが出したものは、キャラメルソフトでした。ダアクが復活してデートをするときは、それを食べようと決めていたと言います。
そして、ダアクに「好きでした」と告白する沙織。ダアクが化けた桐生先生に抱いた恋心が、沙織には良いものだったのです。そして、ダアクに「ありがとう」と言います。
憎しみの心を糧とするダアクに、これは痛い一撃でした。
そして、「だが、これで終わりではない。自分は何度でも復活する」とドラクエIIIのラスボスの最後の台詞のようなことを言いつつ、ダアクは崩壊していきます。
全てが終わったことがまだ信じられないミルモ。
ダアクの呪縛から完全に解き放たれた沙織は妖精が見えなくなってしまいました。
ところが、これで終わりではありませんでした。
ダアクが消えた結果、逃げ場のない悪の力のせいで、ほころび穴が広がり始めたのです。
消えていく妖精界。最後の手段として、妖精界と人間界を永遠に断ち切る、と言います。
それは行われ、妖精と人間との関わりは全ては無かったことになってしまいました。
はっと楓が気付くと、そこは沙織の演奏会でした。観客席に座って、演奏を聴いている楓。驚いて、隣の結木にミルモのことを質問しますが、そう質問した楓自身が「ミルモって誰だっけ」と言ってしまいます。
感想 §
最終回直前に盛り上がりですね。
圧倒的な強さを誇るダアクが崩壊していく展開が、意外性もあって泣けますね。
特に、ダアクによって翻弄された沙織が、最後にダアクに感謝する言葉を言うことによって、恨みや憎しみを糧とするダアクには致命傷になると言う展開は、なかなか奥深いものがあります。あくまで、悪への憎しみで問題は解決しないわけですね。
最後に、人間に悪の心がある限り自分はまた復活するという、ドラクエIIIの時は感動したけれど、今となっては手あかが付いてありがちになった台詞は、4月から新シリーズを行うために必要だったと理解しておくことにしましょう。
今回の一言 §
妖精達との別れは泣けます。
泣けますが、4月から新番組の予告でミルモと一緒にいる楓を見てしまうと、涙もとぎれてしまったり……。
とりあえず、まだしばらく楓ちゃんを見ていられることは素直に喜びましょう。